競艇の予想は、スタートまでの流れを覚えておくことが重要です。

レースの流れ

競艇はほかの公営競技と比べてレースの流れが複雑です。
レースが始まってしまえば、3周目のゴールを通過する順位で着順の決定するシンプルな内容ですが、スタートまでの流れや注目ポイントを覚えておくことが精度の高い予想をするための条件です。

 

 

全体の流れ

競艇の流れ黒板画像

競艇は1節3~6日で行われ、前検日のモーターとボートの抽選からレースが始まっています。
ひとつのレースだけではなく、予想に必要なことや選手の行っていることを含めた全体の流れをまとめました。

 

 

前検日

開催日前日の前検日にモーターとボートの抽選および選手の身体検査が行われます。
選手は前検日から最終日まで専用の寮で住み込みになって外部との連絡が禁止されます。
前検日で抽選されたモーターとボートは、選手それぞれがペラの調整などを行い、その後に前検タイムの測定を行います。

 

以前は持ちペラ制でペラの開発、調整能力が重要でしたが、現在は貸ペラ制になって調整出来る範囲やツールが限定されたため、モーターの当たりハズレが重要になっています。
なお、前検日で測定した体重が初日に公開され、その後は開催日ごとに測定した体重が翌日のレースで公開されます。

 

 

展示航走

競艇は前のレースが終了してから次のレースが行われるまでの時間を使って展示航走を行います。
展示航走は練習とリハーサルのようなもので、本番と同様に全体でコース取りから行うスタート展示と1艇ずつ順番に走ってタイムを測定する周回展示があります。

 

次の項目で説明しますが、競艇はコース取りとスタートが非常に重要で、スタート展示からコース順や選手の距離感の掴みかたをチェックします。
周回展示による展示タイムを見て選手やモーターの状態を見極めます。ベテランはタイムだけではなくモーター音や加速と伸びからモーターの状態を判断し、コーナリングの様子で水面の状態や展開予想までしています。

 

 

ピット離れと待機時間

競艇は内側のコースが圧倒的に有利ですが、枠順通りのコースに入らないといけないルールはありません。(一部でコース固定のレースもあり)
それなら、早いもの勝ちでピット離れした瞬間に内枠を取ればいいと思いますが、競艇は助走距離が重要です。

 

ピット離れからレース開始までは1分前後の待機時間があり、ボートにはブレーキがないため、エンジンのアイドリングで少しずつ前に進んでいってしまいます。
外枠から内側のコースを強引に取りにいってピット離れ後に加速すると、助走距離が短くなってしまうことがあります。

 

この待機行動中でも、選手同士で駆け引きが行われています。

 

枠ごとの選手のランクやスタート展示の動向によって、枠とコースが変わる枠なりくずれの起こる可能性を予想します。

 

 

スタート

競艇はフライング方式のスタートを採用していて、スタート前から加速をして、スタート時間後にスタートラインを通過すればOKです。
フライングすると、失格になりフライングしたボートの絡んだ舟券は無効になって払戻されます。(フライング選手は厳しいペナルティ)
スピードに乗せてスタートできるかが重要で、外枠ほどスタート時にスピードを乗っているかが重要になります。

 

 

ターン

競艇は全長300mに設置されたターンマーク(大きな赤いパイロン)の外側を回るオーバルコースで行われます。
ターンマークで180度旋回を行い、順位がもっとも変動しやすいポイントです。
スピードを乗せてターンしても外側に膨らむとロスが大きく、基本的には内側を回ることが大切です。
選手同士が至近距離に密集し、接触事故の起こることもあります。
ターンでのバトルによっては上位の走る選手がともにロスしてしまい、波乱の起こることがあります。最初の1コーナーが競艇ではもっとも重要です。

 

 

3周のレース

競艇は全長300mに設置された2つのターンマークを反時計回りで3周回ります。
逃げが圧倒的に有利ですが、トップ選手やモーターの調子が良いと後ろからでも追い上げることができます。
1周目や2周目で順位がほぼ決まることもあれば、最後まで接近戦の続くこともあります。
選手同士のバトルが起こるとロスをして航続がつまりやすくなるため、1位は独走して2位以降で順位が頻繁に入れ替わるレースが多いです。