競艇歴10年のギャンブル依存症から立ち直った方法~ヘッダー画像
ギャンブル依存症(ギャンブル障害)は病気で、2020年4月より健康保険が適用されるようになりました。主に精神科や心療内科を受診する流れになりますが、ギャンブル依存症の改善が医学的に認められた治療薬などはありません。それでも病院に行くメリットとは?

病院へ通った方がいい?ギャンブル依存症に悩む人が向き合うべき真実

ギャンブル依存症は病気(依存者の推移など)

 

ギャンブル依存症は病気です。

 

理屈では分かっていても、再びギャンブルに手を出したくなる衝動や、本来は使っちゃいけないお金に手を出す行為を繰り返してしまいます。
実際にギャンブルで借金地獄に陥った人や自殺した人が多数いるので、いち早く自分が病気であることを認めて、治療に取り組むようにしてください。

 

ギャンブル依存症の人口

 

ギャンブル依存症に苦しむ男性

 

厚生労働省が2017年9月に発表した成人1万人を対象にした面接調査によると、生涯で依存症が疑われる状態になったことのある人は3.6%(前年比0.9ポイント増)で、国税調査の人口に当てはめると約320万人です。
ちなみに平成13年度の調査では4.8%(約536万人)というデータが出ていて、パチンコブームの終焉とともにギャンブル依存症の人数自体は減少しています。

 

・参考記事:https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H65_Z20C17A9CR8000/

 

世界に比べて多い

 

ギャンブル依存について熱心な取り組みをしている久里浜医療センターの公式サイトによると、海外の研究では一般人口におけるギャンブル依存の有病率は0.4~2.0%になり、依存症には至らないがギャンブルに問題がある人を含めると1.3~2.3%増える推計データがあります。
一方で、平成25年時点における日本のギャンブル依存症の人口割合は4.8%であることが紹介されています。

 

ここからは当サイトの見解ですが、パチンコ文化が巨大産業に発展した歴史を持つ日本はギャンブル依存症になる人の割合が高いのでしょう。

 

また、ギャンブル依存症になる原因の一つとしてドーパミンアゴニストというパーキンソン治療薬の副作用が挙げられています。
競艇場やパチンコホールに行った際の印象でも、ギャンブルする人の高齢化が顕著に進んでいるように感じます。

 

今後の日本は高齢者のギャンブル依存症が益々増えていくかもしれません。

 

・参考記事:https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/case/gamble_case.html

 

治療法と薬

 

2020年4月からギャンブル依存症(ギャンブル障害)も健康保険適用での治療を受けられるようになりました。
受診する診療科目は精神科や心療内科など心のケアをしてくれる外来です。

 

ギャンブル依存症を助ける薬のイメージ

治療法は通院時のメンタルケアと投薬になりますが、治療薬として正式に認可された薬はありません。
抗うつ薬や精神安定剤などの投薬が中心になりますが、医学的な観点から特効薬のような変化は期待できないので注意してください。

 

ただし、病院へ通院することで気持ち的に何かしらの変化を得られる可能性があります。
健康保険適用で治療を受けられるので、放ったらかしにして損失が膨らむ前に病院での治療を開始するとよいでしょう。

 

ギャンブル依存症の原因は過去にギャンブルで勝った時の成功体験や、寂しさを紛らわす目的経済的な悩みなど人それぞれです。
インターネットで調べるだけでは自分の原因を正しく把握できないケースがあるので、医師の診察を受けて原因をはっきりさせておくことが治療への近道になります。