
ギャンブル依存症は「もうやらない」などの決意をしても、時間の経過や日常で溜め込むストレスがキッカケで再び手を出してしまうものです。
辞めたいけど辞められないと思っている方の多くは、誘惑に負けて同じ失敗を繰り返す経験を持っているのではないでしょうか?
重度のギャンブル中毒になっている場合、負のループから自力で抜け出すのは困難です。
特に恋人・家族がいなくて友達が少ないなど、時間を持て余してしまう人はギャンブルの誘惑に負けやすいので注意してください。
私もギャンブルから抜け出せなくなった典型的な中毒者で、最終的にはサポート機関や相談窓口を利用して競艇などのギャンブルを辞められました。
ギャンブルを辞めるためのサポート機関と相談窓口について紹介します。
都道府県などの自治体が運営する保険福祉センターでは、精神保険福祉センターやこころの健康センターなどの名目で、ギャンブル依存症の相談窓口を用意しています。
保健センターなどの公的な医療・福祉機関はギャンブル依存症を病気だと認めてサポートをしているので、積極的に活用しましょう。
精神保険福祉センターのホームページから窓口を探すほか、近隣の保険福祉センターなどへ相談すると専門窓口を案内してもらえる場合があります。
ギャンブル依存症などの支援団体や自助グループは全国に多数あります。
地域密着型の団体などを探すのもおすすめですが、どこにするか迷った時は消費者庁が推奨している所を選ぶのが無難です。
これらが消費者庁の公式サイトで紹介されています。
ギャンブルのカテゴリー別に専門の相談窓口やサポート機関の利用を推奨されています。
胴元が直接運営しているほか、外部の支援団体などを推奨しているケースがあり、その多くが無料相談可能です。
主要ギャンブル別に、推奨されている支援団体や相談窓口の情報をまとめました。
一般財団法人 ギャンブル依存症予防回復支援センター サポートコール
https://www.motorboatracing-association.jp/info/included2.html
公営競技ギャンブル依存症カウンセリングセンター
https://www.jra.go.jp/faq/contact.html#18
認定NPO法人 リカバリーサポート・ネットワーク
依存症対策全国センター
http://anshingoraku.link/izon_nomerikomi-tokusetu.html#rsn
家族や友人、恋人など身近な人に相談してみるのも、ギャンブル依存症から脱却する有効な手段です。
的中した時だけ「勝った」などと強がって報告するのではなく、本当はギャンブル依存症で辞めたくても辞められなくて悩んでいる。
などと正直な気持ちを吐き出すだけでも、相応の効果を期待できるでしょう。
私の場合はプライドが邪魔をして、それができずに相談機関などを利用したのですが…。
いずれにしても1人で悩まず、まずはカミングアウトをしてギャンブル依存を指摘してくれる人と話をすることが大切です。